私が実際に2019年3月にデンマークのワーキングホリデービザを申請・取得した際の流れをシェアします。
私もビザ申請の際には、色んな方のブログや体験が大変参考になりました。
後続の方のために私も記録しておこう!と思った次第です。
ビザの取得方法や条件、審査基準などは急に変わることが多いです。しかも、そういった変更点がデンマーク移民局やビザ申請センターの公式サイトにしっかりと反映されていないことも…(後述しますが、私はそのせいでだいぶ困惑しました)
なのでここで説明する方法を実行すれば100%取れるという保障はできません。ここでの情報をもとに、各機関に事前に確認や問い合わせるなど慎重に情報を集め、準備されることをお勧めします。
デンマークワーキングホリデー【ビザ申請の流れ】
- 必要書類を集め、データ化する
- デンマーク移民局サイトでオンライン申請する+書類データを提出する
- VFS.GLOBAL(ビザ申請センター)に訪問予約する
- VFS.GLOBAL(ビザ申請センター)を訪問し生体認証登録をする
- 結果が郵送されるのを待つor結果を取りに行く
申請は早すぎても受け付けてもらえないそうです。渡航の2~3カ月前くらいに申請するのが良いかと思います。
以下に詳しく説明していきます。
1.必要書類を集め、データ化する
必要書類は後述しますが、書類はすべてスキャニングなどの手段でデータ化しておきます。
なぜなら、ビザ申請も書類提出もビザ申請センターのサイトからオンラインで行うからです。
2.デンマーク移民局サイトでオンライン申請する+書類データを提出する
デンマーク移民局サイトでビザの申請と書類データの提出(アップロード)をします。
デンマーク移民局オンライン申請ページ
3.VFS.GLOBAL(ビザ申請センター)に訪問予約をする
VFS.GLOBAL(ビザ申請センター)に訪問予約のメールをします。
※私が2019年3月に訪問予約をした際はメール予約でしたが、現在は訪問予約フォームから予約申し込みをするようです。
4.VFS.GLOBAL(ビザ申請センター)を訪問し生体認証登録をする
東京の浜松町にあるVFS.GLOBAL(ビザ申請センター)を訪問します。
持っていくものは…
- デンマーク移民局からのオンライン申請完了メールを印刷したもの
- パスポート原本
- ※VFS.GLOBAL(ビザ申請センター)からのAppointment Confirmation(PDF)を印刷したもの
- ※パスポートの身分証明ページのコピー
- ※証明写真
私がVFS.GLOBAL(ビザ申請センター)を訪問した2019年3月には1と2だけでOKでした。
ですが、今回記事を書くにあたってVFS.GLOBAL(ビザ申請センター)のサイトを見てみたところ、現在は3~5も必要なようです。
VFS.GLOBAL(ビザ申請センター)で指紋登録と生体認証登録をします。
デンマークのワーホリビザは申請料はかかりません。が、VFS.GLOBAL(ビザ申請センター)に対する申請代行手数料とやらがかかるらしく、3750円を払いました。
5.結果が郵送されるのを待つor取りに行く
あとは首を長くして待ちます。通常1カ月~3カ月程度かかるようです。
私は3月に申請しましたが結果が早く出て、オンライン申請から約1ヶ月で申請結果が届きました。
ちなみに結果がビザ申請センターに届くとまず『結果が移民局から届きましたよ』的なメールがきます。その時点で開封して結果教えてくれればいいんですがwそれはしてくれないので、結果を直接取りに行くか、発送かで受け取ります。
発送はレターパック(追跡可能)でされますが、発送料1980円がかかります。
デンマークワーキングホリデー【ビザ申請の必要書類】
- 【必須】英文の銀行残高証明書(1,500デンマーククローネ/約30万以上)
- 【必須】帰国航空券or帰国航空券を購入できる資金証明書
- 【必須】表紙を含めたパスポートの全ページ(カラー)
- 海外保険加入の証明書
では以下で詳しくみていきます。
1.【必須】英文の銀行残高証明書(1,500デンマーククローネ/約30万以上)
各銀行の窓口で『英文の残高証明書がほしい』と伝えれば発行してもらえます。
手数料と発行までにかかる日数は銀行ごとに異なると思いますが、私は三井住友銀行で発行したのでご参考ください。
- 手数料:864円(税込)
- 発行までの日数:1週間程度
※発行を申し込んだ際に記入した住所に郵送されます - 必要なもの:届出印
残高は1,500デンマーククローネ/約30万以上を入れておきましょう。
(個人的な予想ですが、残高が多く入っていればいるほどビザが下りやすいと思います)
2.【必須】帰国航空券or帰国航空券を購入できる資金証明書
帰国航空券がまだない場合は、『帰国航空券買えるだけの予算ちゃんとあるよ』という証明をします。ここでも資金証明書の提出になるのですが、1.銀行残高証明書(のデータ)と同じものを提出でOKでした。
ただしこの場合、1,500デンマーククローネ/約30万+航空券代10万程度の資金を入れておくようにしましょう。
3.【必須】表紙を含めたパスポートの全ページ(カラー)
文字通り全ページです、表紙も含めます。
すべてスキャニングするのは中々骨が折れますが、がんばりましょう。
4.海外保険加入の証明書
提出はどちらでもよいと思います。あればベターで確実かと。
というのも、デンマーク大使館やデンマーク移民局、ビザ申請センターの情報がまばらで、必要書類として書いてあったり、なかったり…。
オンライン申請ページには、1~3の書類の提出ボタンがそれぞれ名称ごとにありましたが、海外保険加入証明書の提出ボタンはなかったので、なくてもいけるか?と判断し、私は提出しませんでした。
結果的にビザは取れてよかったですが、海外旅行保険加入してる方は提出したほうが確実です。書類提出ページの下部には追加書類をアップロードできるボタンがあるので、そこから提出されることをおすすめします。
※一時帰国予定やデンマーク滞在期間がその時点ではっきりしておらず、海外旅行保険には渡航後にも入れるものに入る計画だったため、証明書の準備ができなかったのです。無保険で海外滞在するつもりはなかったので誤解のなきよう…。無保険での滞在はおすすめしません!
ビザ申請の不確かな情報に気を付けて
私が申請した2019年3月当時、実はビザの申請方法や申請場所(機関)に色々変更があった時期でした。
ビザ申請受付業務を在日デンマーク大使館ではなく、東京の浜松町にあるVFS.GLOBAL(ビザ申請センター)が行うことになったのです。そこまでの情報はなんとか仕入れ、いざVFS.GLOBAL(ビザ申請センター)に赴いたところで事件は起きました…。
以前デンマーク大使館がビザ申請受付業務を行っているときは、紙書類での申請提出とオンラインでの申請提出の2つの方法から選べました。
なので私は紙書類で準備して、ビザ申請センターに申請&書類提出をしに行きました。
すると担当者に『ビザの申請はオンライン申請のみの受付になっている。紙での提出は一応受け取れるが、保障はできない。オンラインで申請してから後日また訪問したほうがいいと思う』などと言われてしまい…。
むしろ移民局のサイトには印刷用の申請書データもDLできるようになってるのに…紙でもいけるって思うじゃないか( ;ω;)
そのあとも大使館、移民局、ビザ申請センターのサイトを何回も確認しましたが、絶対に書いてないよムキイイってなりました(2019年3月14日の段階の話)
ちなみにTwitterで私と同様の被害(←)にあったという方もいました…。地方から来てる人は急な再訪問予定を立てなきゃいけなくて、困っちゃいますよね…。
仕方がないのでせっかく紙で準備したすべての書類をデータ化し、オンライン申請をすませ、再度ビザ申請センターを訪問したのでした。
(パスポート全ページのカラーコピー代1000円以上かかったのにくっそwってなりましたw)
私がこの記事を書いている2019年5月2日の段階で、改めて変更点がないか調べなおしていたら『VFS.GLOBAL(ビザ申請センター)への訪問予約方法』や『VFS.GLOBAL(ビザ申請センター)を訪問する際の必要書類』に変更がありました。このように、急な変更などがあるので気を付けてください。
不明点があったらどこに確認するべきか
冒頭にも書いたようにビザに関する情報は常に変わる可能性があります。
面倒かもしれませんが、不明点があったらデンマーク大使館、デンマーク移民局、VFS.GLOBAL(ビザ申請センター)に連絡してみましょう。
ちなみに必要書類に関する情報はVFS.GLOBAL(ビザ申請センター)の方は知らないor責任はとれないという立ち位置なのかと思います。私が1回目の訪問時に書類について質問・確認したとき、把握してないようでした。
ビザ申請の必要書類で不明点がある場合、英語での問い合わせにはなりますがデンマーク移民局に確認するのが確実かもしれません。
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デンマーク大使館
http://japan.um.dk/ja/ -
デンマーク移民局
https://www.nyidanmark.dk/en-GB -
VFS.GLOBAL(ビザ申請センター)
http://www.vfsglobal.com/Denmark/Japan/Japanese/index.html
2019年5月から1年ほどデンマーク滞在しておりますので、現地からも情報お伝えしていきます。
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